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谷川岳

■クレバスを越えて

雪山基礎講座の修了山行は西俣~鹿島槍ヶ岳往復を予定していた。
しかし、登頂を予定している5月6日の天気がとっても怪しい。
午後の雪渓で雨にでも遭おうものなら、雪庇崩壊のリスクが増す。
・・・ということで、リスクがより小さい西黒尾根~谷川岳に急きょ変更。

本州は前線に挟まれてとっても嫌ぁ~な気圧配置だ。

嫌ぁ~な気圧配置(5月6日12:00)
嫌ぁ~な気圧配置(5月6日12:00)

天気がもつのは昼ごろまでと想定して4時に土合駅を出発した。
太陽が顔を覗かせるにはまだ間があるけれどさすがに5月である。
天気図からは想像できないくらい晴れ渡った空を背景に、
西黒尾根がくっきり浮かんでいる。
午後に天気が崩れるなんてウソみたい。

西黒尾根がくっきり
西黒尾根がくっきり

西黒尾根の取付きはカチカチに凍ったデブリで埋まっていたので、
マチガ沢右岸尾根の送電線巡視路から登ることにした。
西黒の登山道につながっているかと思ったけれど見当違い。
巡視路は送電塔でぷっつり行き止まりだった。

やれやれ、ヤブ漕ぎが始まった。
幸い濃いヤブではなさそうたが、これでは先が思いやられる。

なんでこんなとこ登らせるんだヨ~。
受講生の視線が背中に痛い。
今更戻るのもシャクなので知らん顔する。
ときどき現れるケモノ道をつないで標高1,100m付近の登山道に合流した。

やれやれヤブ漕ぎだよ
やれやれヤブ漕ぎだよ

殆ど雪のない登山道を辿ると標高1,200m位でようやく雪稜になった。
尾根が広々として平坦になったところでしばしの休憩。
最初の難関であるラクダの背に続く急な登りが目の前だ。
湯檜曽川を囲む山々の眺望が開けて気持ちが良い。
ここからアイゼンを着ける。

しばしの休憩
しばしの休憩

急な斜面を登り切ると岩が露出した痩せ尾根、ラクダの背が始まった。
この辺りまで登ると高度感が出てくるので受講生の表情も真剣そのものだ。

表情も真剣
表情も真剣

岩場はホールド豊かなのだけれど、
アイゼンでの岩登りに慣れていない受講生にはちょっと苦労かな。
それでも心配したほどのこともなく、
鎖にすがり、ホールドの指示に応えて余裕でクリア。

余裕でクリア
余裕でクリア

岩場をつなぐ不安定な雪稜の処理も要注意だ。
先行者のトレールは信用できない。
足場の崩落には細心の注意を払った。

不安定な雪稜
不安定な雪稜

西黒沢の雪渓がすでに緑の装いをこらした尾根に白い筋を描いている。
早く立ち去れと、春が居座る冬に催促しているようだ。

眼下に西黒沢
眼下に西黒沢

見上げれば晴れていた空の大部分はすでに雲が支配して、
湯檜曽川源頭に聳える朝日岳は早朝の輝きを失っていた。

朝日岳
朝日岳

ラクダの背を無事通過して憧雪ノコルでひと休み。
厳剛新道を覗くと急な雪壁になっていた。

憧雪ノコル
憧雪ノコル

西黒尾根上部はなんとか雪がつながっている様子だ。

西黒尾根上部
西黒尾根上部

ザンゲ岩の下まで古いトレールをつないで、
時々現れる岩場をこなしながら雪稜沿いに高度を稼いだ。
そこら中にクレバスが口をあけているので慎重にルートファインディングした。

ザンゲ岩のクレバス帯
ザンゲ岩のクレバス帯

クレバスを迂回したり、クレバスの中にもぐったり。
10名の大所帯が無事に通過できるルートを選ばなければならない。
大きなクレバスの迂回で念のため1ピッチだけロープを固定した。

クレバス帯を越えて
クレバス帯を越えて

クレバス帯をウロウロしていると雨がパラパラ落ちだした。
ひぇ~、雨の中の登攀かい、と気が滅入ったが、
日ごろの行いが良いせいか、雨はすぐ止んでしまった。

つるつる滑る篠竹を掴んでクレバスの中をトラバースし、
最後の急な雪壁を登り切ると、ようやく西黒尾根の安全圏に立った。
山頂まで緩やかな雪稜の登りが残るのみだ。

トマの耳にはきっかり昼に立つことが出来た。
残念ながら濃いガスで視界はないがみんないい顔してる。
思いがけず充実した西黒尾根登高だったからね。

やったぁ~
やったぁ~

肩ノ小屋でゆっくり休憩して天神尾根を下った。
振り返ると雲は去り青い空が戻ってきた。

青空が戻ってきた
青空が戻ってきた

スキー場を足元に眺めながら天神尾根をひたすら下る。

天神尾根を下る
天神尾根を下る

熊穴沢避難小屋まで下ればロープウエー駅はもう目と鼻の先。
後は楽勝、と思いきや、
稜線沿いのトレールはブッシュで寸断され予想外のアルバイトを強いられた。

熊穴沢避難小屋
熊穴沢避難小屋

ガスの中で立ったトマノ耳が私たちを見送ってくれた。

トマノ耳
トマノ耳

日 程:2017年5月5日~7日(日)
メンバー:Lまるめの、M原、Y中、I 野、K西、K端、T郷、G其弥、T中、T中
タ イ ム:
5月5日(金) 晴れ
北陸道から関越道を経て土合駅へ移動
5月6日(土) 曇り後小雨後晴れ
土合駅4:00 --- 西黒尾根登山口4:40 --- 憬雪ノコル9:30
--- トマノ耳12:00~12:10 --- 肩ノ小屋12:15~12:45
--- 熊穴沢避難小屋14:00~14:10 --- 天神平15:15
5月7日(日) 晴れ
土合駅から関越道、北陸道を経て帰宅

by まるめの
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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

両白山地・笈ヶ岳

■4度目の正直

笈ヶ岳地図
笈ヶ岳地図

これまで 3回試みたが未だ頂上に立てない笈ヶ岳(おいずるがたけ)。
一般ルートからの登頂では面白くないので、ジライ谷右岸の尾根から頂上を目指したが、
標高1,000~1,200mに帯のように断続する岩場に阻まれ時間切れ敗退。
これが初回と2度目のチャレンジ。
しかも、初回は尾根伝いに一里野温泉まで下山する途中で、
夜になってしまいビバークを強いられる始末。

2年前は一里野温泉から単独で尾根を辿った。
登頂は確実、のはずだったが、
湿雪のラッセルに行程ははかどらず40mの登りを残して敗退した。

何度かチャレンジしてもなかなか完登できない、
いわゆる縁のない山、縁のないルートを私は幾つか抱えている。
けれども笈がその山とはとても思えない。
笈は白山北方稜線の峰と谷に興味を持つ私にとって、
通過しておかなければならない頂なのだ。

それでもなぁ、3度も計画して登れないなんて、とほほの極み。
ちょっとなめすぎたなぁ。

これまで3回は3月の計画だった。
人の少ない2月か3月こそ笈を登る価値があると思ったからだ。
しかし、今回はとにかく頂上に立つことだけを考え、
スーパー林道開通後のワンデイ登頂を狙った。

本州は優勢な高気圧の支配下にあり天気は保証されているが、
稜線では風が強そうな南北低の気圧配置だ。

15日9:00の天気図
15日9:00の天気図

大津を2時に出発。
雪が全くない247号線を経て5時に野猿公園の駐車場に車を滑り込ませた。
今年は4月28日にスーパー林道が中宮料金所まで開通した。
開通直後の週末とあって早朝の駐車場は車で満ちていた。

野猿公園入口
野猿公園入口

野猿公園入口から通い慣れてしまった遊歩道をジライ谷出合いまですたすた進む。
これまで3度の山行の記憶がフラッシュバックする。
こんなに手こずるハズじゃぁなかったんだけれど。

良く踏まれた道の両側は一面カタクリが広がる。
群生するカタクリの間にキクザキイチゲの白い花もちらほら。
朝が早いのでカタクリの多くはまだ花弁を閉じている。
陽が射しこんだら素晴らしい花園が広がるだろう。
シカの食害に遭わないことを祈るばかりだ。

カタクリ
カタクリ

雪融けがすすみジライ谷は危うげなスノーブリッジが残るばかりだった。
流れの緩いところを選んで飛び石伝いに対岸へ渡った。
気温の上がる帰りの渡渉が気にかかる。

ジライ谷を渡る
ジライ谷を渡る

谷を渡ると、頭上に大きな岩が見える。
ジライ谷左岸尾根の取付きだ。
岩を左に回り込む急登に取付いた。

取付きの大岩
取付きの大岩

標高1,200m付近まで岩登りを交えた激急登が続いた。
ゆっくり休もうという気になる場所が全くない。
雪がついていれば雪壁登攀になる登りだ。

標高1,200mを越えようやく急登から解放された。
ヤブを分けたり雪を踏んだり変化のある痩せ尾根が続く。

ヤブを分けて
ヤブを分けて

ジライ谷の頭(P1271)を越えると幅広の雪稜となる。
展望が開けた緩やかな尾根を淡々と登る。

雪の尾根になった
雪の尾根になった

1500m付近で山毛欅尾山(ぶなおやま)からの稜線と合流した。
どこでもテント張り放題のゆったりした尾根だ。

冬瓜(かもうり)山の登り
冬瓜(かもうり)山の登り

蛇谷の向こうに白山が輝いている。
山名のごとく周囲の山とは際立った白さだ。

白山遠望
白山遠望

冬瓜山(かもうりやま)の山頂付近はナイフリッジが続く。
この山行一番の難所であるが雪が安定しているので問題なく通過した。

ナイフリッジ
ナイフリッジ

冬瓜山からシリタカ山までは単調な雪稜。
ようやくシリタカ山に立つも、まだまだ笈は遠い。

天辺は遠い
天辺は遠い

他人ごとのように遥かに聳える笈の頂。
あと数時間でそこに立つであろうということが嘘のようだ。

山頂は彼方
山頂は彼方

シリタカ山からの下りは100m余り。
なんだかすごく損したように思われる下りだ。
鞍部まで下りきると250mの登りで山頂に立てる。

冷静に考えれば大したアルバイトではないのだが、
過去の山行、特に前回の単独行では、
時間に追われ延々とラッセルを続けていたので絶望的な登りに感じた。

今回は余裕で頂上へ続く雪稜を辿った。

最後の登り
最後の登り

やっと立った山頂は雪がすっかり解けてブッシュが顔を出していた。
東京から来たという10名ほどの登山者たちで満杯である。
熊が齧った(ホンマかいな?)という標識にタッチ。
人で混み合う笈に比べてひっそり大笠山。
連休ですら大笠山へのトレールはない。

雪のない山頂
雪のない山頂

日 程:2017年4月30日(日) 快晴
メンバー:B浦、まるめの
タ イ ム:
野猿公園駐車場5:20 --- 取付きの大岩下6:10~6:15
--- 山毛欅尾山(ぶなおやま)からの稜線と合流8:45 --- シリタカ山10:30
--- 笈ヶ岳11:20~11:45 --- 野猿公園駐車場16:30

by まるめの

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

西穂高岳西尾根(リベンジ)

以前お世話になった穂高平小屋。内部はきれいに保たれていた。
穂高平小屋

尾根中腹でやっと笹の藪漕ぎから解放去れたと思ったらこの後シラビソ地獄が。
西尾根中腹

幕営地(柳谷のコル)から夕暮れの笠ヶ岳
柳谷コルから笠ヶ岳

目指す西穂高岳
西穂高岳

尾根の向こうから槍の穂先
槍ヶ岳

西穂高岳から眺める奥穂と吊尾根、前穂
奥穂と吊尾根と前穂

西穂高岳から西尾根を振り返る
笠ヶ岳と西尾根

1日目
深山荘駐車場(7:00)-(8:50)穂高平小屋(9:20)-1946ピーク(12:30)-2343ピーク(15:50)-柳沢コル(16:45)
道に雪はなく楽だったが時間がかかった。穂高平小屋からは右の一番なだらかそうな尾根に取り付いたが、雪がなく笹薮登りとなった。この時期の記録が少ないのもこのためだろう。ただ落ち葉の多い笹薮は意外とフリクションが効いて歩きやすい。1900m付近から雪を拾って登り、尾根上に出ると北側に細々と雪がついて歩きやすくなった。この先楽ができるかと思いきや、シラビソの藪がうるさく嫌気がさすような登りがずっと続く。2343mピーク手前に広い幕営適地があったが、今日のうちに第一岩峰を下見したいと考え、岩峰下まで頑張った。岩峰は柳谷のコルから始まる。雪の状態を確認しコルに幕営。そのまま空身でルートを確認した。第一岩峰を超えるルートは3つ、右ルート、左ルート、直登ルート。右ルートは岩峰基部の小鍋谷雪渓を詰め、2500m付近、およびジャンクションピークの下側と上側の稜線に抜ける。左はコルから水平トラバースして雪渓を詰める。中央は尾根を直上すると岩壁に阻まれるので、少し左に寄るとここ登ってと言わんばかりの細い雪渓が上に伸びている。かなり急だが何とかこなすと、クレモナロープがフィックスしてある急な草付に出る。木の根につかまりながら5mほど上がると、幅30㎝位高さ2mくらいの3本岩がほぼ垂直に立っていて、その間からロープが下がっていた。岩のてっぺんに手をかけ、5㎝ほどの縦の隙間に靴を押し当てて強引に膝をついて上がり込むと、ハイマツ帯があり、ロープはハイマツにしっかりフィックスされていた。偵察はここでやめ、左の雪渓をバックステップで下った。1日で抜けるなら荷が軽いので中央突破はお勧め。

2日目
柳沢コル(5:00)-岩峰上(5:30)-2738ピーク(7:10)-(8:35)西穂高岳(9:00)-独標(10:30)-(11:30)西穂山荘(12:10)-(12:45)新穂高口駅<7:45(17:30)>
左の雪渓を上がった。かなり急でつらい登りだが、昨日のステップを利用して比較的楽に稜線に出た。楽しいのはここからで、いくつかのナイフリッジ、ミックスの急峻な尾根登り、ショートトラバースでは残置ハーケンにヌンチャクをかけて利用させていただいた。遠目には頂上直下が心配だったが、急な雪壁をあっさり頂上に抜ける。フィックスのワイヤや古いロープが張ってあるがこの時期は使いにくい位置になっている。

予定では
西穂から焼岳まで縦走し中尾に下る予定だったので、2泊3日分の食料・燃料とテント、登攀具を担ぎ上げたがほとんど使わず。結局重さに負けてロープウエイでの下山となった。

リベンジ
実は2013年に穂高平小屋から西穂高岳をピストンする計画に参加したが、時間切れ敗退をしていたリベンジ山行だった。




鈴鹿・鍋尻山

■福寿草に逢いに

鈴鹿北部の鍋尻山を訪ねた。
福寿草といえば、鈴鹿では霊仙山や藤原岳が有名だけど、
鍋尻山も知る人ぞ知る福寿草の宝庫なんだよね。

福寿草は陽が当たらないと花びらを開いてくれない。
天気予報は曇りだったし、
今年は残雪が多いのが気になったけれど、とにかく行ってみることにした。

3月23日12時の天気図
3月23日12時の天気図

登山口は河内の風穴から尾根を回り込んだ妛原(あけんばら)集落。
村外れの路肩に軽が1台だけ停まっていた。
平日、しかもマイナーな山なので先客がいるのにちょっと驚いた。
流れを渡り廃屋の前を横切って杉林に入った。

流れを渡って
流れを渡って

刈り払われた杉の小枝が覆っていて林の中の踏み跡はかすかだ。

薄い踏み跡
薄い踏み跡

やれやれ、のっけから急登である。
樹間に見え隠れする妛原(あけんばら)の民家の屋根がみるみる遠ざかる。
尾根の腹を九十九折れに急登する道は一服する場を与えてくれない。
額にうっすら汗がにじむころ、ぽっかり尾根に飛び出した。

尾根に飛び出した
尾根に飛び出した

狭い尾根に立つと河内の風穴側から上がってくるらしい道が合流していた。
ここから石灰岩が露出するやせ尾根を辿る。
尾根の両側は谷底まで急峻に切れ落ちている。
木がほとんど生えていないので滑落すると致命的だ。

やせ尾根
やせ尾根

150mほど標高を稼ぐと、幅広のなだらかな杉の植林帯となった。

杉の植林帯
杉の植林帯

平坦な尾根はほんの僅かで急斜面の杉林に変わった。
地図に描かれた道ははっきりしないが時折思い出したように赤標識が現れる。
雪融けのぬかるみにしばしば足元をすくわれる。
登りやすそうなところを拾ってダケノ峠を目指した。

ダケノ峠
ダケノ峠

ダケノ峠から雪の尾根になった。
ダケノ峠で休んでいると、2人の女性が引き返してきた。
雪が多いので諦めて下山するという。

それじゃぁ、ご一緒にということで、
2人組を案内して福寿草を探すことになった。

雪稜を登る
雪稜を登る

山頂は一面の残雪で「鍋尻山山頂」の標識だけが顔をのぞかせていた。

山頂は雪だらけ
山頂は雪だらけ

南斜面に自生するという福寿草を求めて保月(ほうづき)集落へ向けて下った。
始めはなだらかな雪原だったが、雪が切れると急降下が始まった。
下りの途中、岩陰に福寿草をみつけた。
大群落との出逢いに胸が膨らんだ。

しかし、その後は下れども福寿草の影も形も見当たらない。
とうとう保月(ほうづき)の集落まで下ってしまった。

保月集落
保月集落

保月集落の立派な神社前でひと休み。
集落の路地には雪が多く残っていて福寿草どころではなさそう。

今年はダメなのかなぁ、と思いつつ、
念のためと陽当りの良さそうな小学校跡の高台に登ってみた。

あるある。
福寿草が足の踏み場もないくらい、咲き乱れていた。

ビンゴ!である。
諦めないで粘ってみるものだ。

咲き乱れる福寿草
咲き乱れる福寿草

上手い具合にお日さまが顔を見せ始め、
福寿草は花びらを精一杯広げて大歓迎してくれた。

大歓迎
大歓迎

花見の後は気合を入れて鍋尻山の山頂まで登り返しだ。
午後の標高差250mの登りは辛いなぁ。

登り返し
登り返し

目の前の霊仙山が励ましてくれる。

目の前に霊仙山
目の前に霊仙山

登り返しでも沢山の福寿草を楽しむことが出来た。

山頂への雪原
山頂への雪原

ダケノ峠からはぶな林の斜面を斜めにトラバースした。

ぶな林をトラバース
ブナ林をトラバース

急な植林帯は尾根の東側を絡んで出来るだけ緩いところを拾いながら下った。

どんどん下ります
どんどん下ります

雪は多かったが、粘ったおかげで福寿草の群落に逢えて充実の山行だった。

日 程:2017年3月23日(木) 曇り後晴れ
メンバー:mimosa、まるめの、I 野、他1名
タ イ ム:
妛原(あけんばら)10:10 --- 尾根上10:20~10:30
--- 標高510m10:55~11:00 --- ダケノ峠11:40~11:50
--- 鍋尻山12:15 --- 保月(ほうづき)12:50~13:50 --- 鍋尻山14:50
--- ダケノ峠 --- 標高510m --- 妛原(あけんばら)16:15

by まるめの

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

甑島をトレッキング

■ひと足早く春に逢いたくて

甑島に行ってきました。
この地名、知らないとまず読めないと思います。
「こしきしま」と読みます。

甑島列島は、東シナ海にあり、鹿児島県薩摩川内市に属する列島です。
上甑島、中甑島、下甑島の有人島3島と、
多数の小規模な無人島から構成されています。
船は薩摩川内市から高速艇が、いちき串木野市からフェリーが出ています。

地図と航路
地図と航路

串木野新港からフェリーに乗り上甑島、中甑島と経由して、下甑島の長浜港で下船しました。
所要時間は約3時間です。

下甑地図軌跡

大ヘゴを見るために長浜港からバスに乗り瀬尾で下りました。
暖流に浮かぶ甑島は気候が温暖で、大ヘゴの自生地の北限です。

大ヘゴ
大ヘゴ

島の最南部の集落である手打集落まで歩き海岸でテントを張る予定でしたが、
風速は5m以上、しかもアラレまで降ってきました。

どこかに軒先を借りようと見回すと、ありました。
島の特産品のエビをモチーフにしたバス停です。
扉付きのバス停は雪国では見かけますが、南九州では初めてでした。
「エビちゃんホテル」と名付けました。
ソーラー発電で灯りまで点きます。

エビちゃんホテル
エビちゃんホテル

快適なエビちゃんホテルで熟睡し、翌日は助八古道経由で瀬々之浦を目指します。

助八古道
助八古道

島の代表的な花であるカノコユリのシーズンはまだ先ですが、
タイミンタチバナ、シマキケマンなど普段見られない暖地の花が咲いていました。

歩く
歩く

島に車が普及するまで助八古道は、下甑の島を横断する重要な生活道路だったそうです。
ルートはわかりやすく、植物の名札も100枚以上ついていました。
この古道を復活して下さった方々に本当に感謝いたします。
アップダウンを繰り返し海の見える峠に立つと、思わず「わあー」と声がでました。

瀬々之浦では漫画(Drコトー)で有名になったナポレオン岩や、
切り立った崖の続く海岸を楽しみました。

瀬々之浦
瀬々之浦

昼食後、1日3便しかないバスで内川内集落を目指します。
かっては300人が住んでいらっしゃったということですが、
現在は27人の住民のほとんどの方が、後期高齢者とのことでした。

週に1回、移動スーパーの車が来るだけで、食料品店はおろか自販機もありません。
1/25,000図に滝の記号が載っていたので、
もしかしたらと海岸に下りると、滝がありました。

名前はなさそうですが、2段50mだそうです。
思わず目でルートを探ってしまいました。

バス停と滝
バス停と滝

東シナ海
東シナ海

内川内の海岸は東シナ海からの北西の風が強く、
平地がほとんどないので標高250mくらいの位置の斜面に住宅が建っています。

内川内集落から海
内川内集落から海

感想:
恒例の森を見る春の旅行でしたが、
甑島では口をきいた全ての方に親切にして頂きました。

バスの中で道を尋ねた方は、我々が迷わないで登山道に辿りつけるように、
降りる場所を運転手さんに交渉して下さいました。

「バス停をお借りします」と挨拶すると、
「ぐらしか」(「可哀そうに」の意)と言われ、自治会館もあると勧められました。

若い女性が同行者だったせいなのか、お茶をよばれ、
お菓子、つけもの、ニンジンをふるまわれ、お土産のミカンまで頂きました。
こんなこともあるんですね。
本当にありがとうございます。
また行こうと思います。

日   程:2017年3月8日~10日(金)
メンバー:50代2名、20代1名
天 気:曇り時々雨、時おり晴れ
食 事:
夕 食
3月8日
もやしと小松菜と豚肉の炒めもの、ブリの刺身、味噌汁、ごはん
3月9日
シイタケ、ニンジン追加のレトルトカレー、ごはん、高菜の漬物
朝 食
2食ともモヤシとネギを追加したカップ麺
行動食
パン、パウンドケーキ、みかん。
MEMO:
長浜と手打にスーパーがあります。
コミュニティバスは距離に関係なく、1回150円です。
手打の芋焼酎 甑州「そしゅう」(吉永酒造)は家族経営の小さな蔵元ですが、お薦めです。

by mimosa

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

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